縁あって、米。~お米屋さん日記~1

縁あって、米。~お米屋さん日記~

こんにちは。茨城県の自然豊かな環境があるかすみがうら市でお米の販売を行なっております「豊﨑屋」の女将です。
ここでは、私の日常を日記にしております。

さて・・・
初めて書く日記。
まずは、私がお米屋さんになった話からでも。

私は、もともとこの業界とはかけ離れた仕事をしていました。
場所は茨城県の取手市。
フリーの広告代理やライター、サイト制作などを生業にして、娘を育てるシングルマザーでした。
都内打ち合わせが多く、打ち合わせの後は必ず娘が好きな八天堂のパンを上野駅で買って帰る。
自営なので時間はお客様のご都合ということがよくあり、私の事情を知っている先方様のときは娘も同席で食事をしながら打ち合わせをしていたものです。
本当に当時関わってくださった方には仕事では有り得ないような子連れ打ち合わせでも快く受けてくださったこと、今でも感謝しております。
納品日が近い時は、一度お母さんモードになってすべてを終わらせてからまた仕事。
寝るのは明け方で、あまり睡眠を取らないうちに娘を起こして朝食と学校への見送り。
見送れば仕事でお客様の会社へ。
夕方には娘の通う学童へお迎え。
そしてお母さんモード。終われば仕事。
ちょっと時間が取れれば、娘と一緒にカラオケや外食など娘との時間を楽しんで・・

当時を今振り返ってみるとハードだったと思います。
でも、それだけ忙しくしているとあっという間に時間が過ぎているんですよね。

そんな日々を過ごす中でも再婚はしたいなと考えていたんです。
甘えですが、「子育ての手がもっとほしい」と。不純な考えですね・・

その時に縁あって、米農家の主人と知り合い・・この業界に飛び込んだのが今に至ります。

「自分の作ったお米を自分で売ってもっとお客さんに近い生産者になりたい」と知り合ってすぐに主人から言われたんです。

それなら・・・私の専門だわと感じたんですね。
当時のCMで見かけた「ビズリーチ!!」というやつです。
すぐに行動。
知り合って1か月後に引っ越しをして一緒に暮らしながら仕事。

お互い、得意分野で協力しながら毎日を過ごしています。

今は赤ちゃんも産まれ、仕事中は赤ちゃんのお世話をしながら仕事をしています。
こうやって日記を書いているときも実は左腕の中では赤ちゃんが爆睡。

お米屋さんの女将、米農家の奥さん、子ども2人のお母さん、お嫁さんとひとり4役をしながらバタバタな日々。

いろいろ毎日起きているので「あ~~~!!(怒)」となることも正直あります。だって・・人間ですから。


でも、毎日すごく楽しんでいます。