夏の暑さが続きつつも、だんだん秋が近づいてくるのを感じる今日この頃。
「食欲の秋」でもあり、行楽シーズンでもある秋に、おいしいお米は欠かせません。
よりおいしいお米で食を楽しみたいところですが、みなさんはお米の賞味期限についてどのくらいご存じでしょうか。
お米の賞味期限は季節によって変わるため、実は注意が必要なのです。
今回は、意外と短い夏・秋のお米の賞味期限についてお伝えします!
賞味期限を延ばすコツについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
夏・秋のお米の賞味期限が短い理由を解説
お米に賞味期限や消費期限は明記されていません。
これは、お米が野菜や魚などと同じ「生鮮食品」として扱われているためです。
おいしく食べられるかどうか、単に日付で判断するのではなく、お米の状態を見て判断をする必要があります。
ですが、「おいしく食べられる期間」の目安は存在しているのです。
おいしく食べられる期間は、季節によって少しずつ目安が異なります。
それぞれ、精米された日から考えて
春:1か月程度
夏:2週間~1か月以内
秋:1か月程度
冬:1か月~2か月程度
と、賞味期限のように「おいしく食べられる期間」の目安があります。
特に夏の賞味期限が短いことが分かりますが、これはお米が苦手な環境と関係があります。
お米は高温多湿な環境が苦手です。
夏は気温が高く、日本は湿度も高め。
お米の劣化が進みやすい環境になり、結果的に賞味期限が短くなってしまうのです。
虫が発生しやすいことも、夏のお米の賞味期限が短くなる要因になります。
同じ理由から、まだまだ暑い秋のはじめも賞味期限は短いと考えたほうがよいでしょう。
お米の賞味期限は、記載されている「精米年月日」から予測できます。
お米を購入する際は、精米年月日に注目してみてください。
長くおいしくいただくために!知っておきたいお米のこと
お米の賞味期限ははっきりと設定されておらず、おいしく食べられるかどうかは自分で判断する必要があることをお伝えしました。
しかし、「お米が悪くなっているかどうか、どうやって判断すればいいの?」と、疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下のような状態は、お米の劣化のサインです。
・米粒の色が変わっている
・普段と違うにおいがする
・お米に虫が湧いている
・お米が割れやすくなっている
このような状態のお米は食味が落ちている可能性があります。
食味を損なわず、おいしく食べられる期間をできるだけ長くするにはどうしたらよいのでしょうか。
疑問に思っている方のために、お米の賞味期限を伸ばす簡単なテクニックをご紹介します!
①密封できる容器で保存する
お米袋に入れたままでもよいのでは、と思われるかもしれません。
実は、お米袋には小さい穴が空いています。
これは輸送中や陳列中に袋が破損しないように空いているものです。
お米袋を開封せず取っておいたり、輪ゴムで止めていたりしても、空気に触れ続けているということになります。
お米の劣化の原因「酸化」に繋がってしまうため、賞味期限が短くなってしまうのです。
これを防ぐために、密封できる容器にお米を入れかえることが有効打となります。
②野菜室で保存する
お米は高温多湿な環境が苦手、とお伝えしました。
冷蔵庫の野菜室で保存することで、お米が好きな環境に近づけられます。
野菜室に入るサイズの密封容器や米びつもお手頃価格で売られているので、チェックしてみるのはいかがでしょうか?
日本の夏の高温多湿な環境は、お米にとってはつらい環境。
すぐに実践できる工夫で夏の暑さからお米を守ってあげられます。
ひとり暮らしなどでお米を使いきるのが大変な方にこそ、ぜひ取り入れてみていただきたいテクニックです!
夏・秋こそ、お米をおいしくいただきましょう!
夏と秋の変わり目ですが、まだまだ暑い日が続きそうです。
お米にとって苦手な環境をなるべく避けて保存してあげましょう。
劣化が抑えられ、より長くおいしくお米をいただけます。
暑さが続くうえに季節の変わり目であるこの時期は、お米だけでなく人間にとっても大変。体調を崩しやすい時期です。
おいしいお米をたくさん食べて、パワーチャージしましょう!
お米販売店「豊﨑屋」では、さまざまなこだわりを持ってお米を作っています。
お米を買う際に「精米年月日」に注目するとよいとお伝えしましたが、豊﨑屋のお米は出荷日に精米!
食べきりやすいサイズでの販売もおこなっています。
お米を賞味期限内に食べきるのが大変な方にもおすすめです。
ぜひ一度オンラインショップをご覧ください!
★令和6年産の予約商品は完売いたしました★
たくさんのご予約をありがとうございます。
キャンセルが出た場合は販売いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!