「最近、お米に飽きてきたなあ……」
このように感じたことはありませんか?
日本人には欠かせない主食のお米ですが、毎日食べているとマンネリを感じてしまうことも……。
同じ「お米」でも、さまざまな品種があることはご存知ですか?
「コシヒカリ」「ササニシキ」「ゆめぴりか」などを聞いたことがあるかもしれません。
意外かもしれませんが、お米も品種によって異なった食感や味わいを持っているのです!
今回ご紹介するのは、「ミルキークイーン」という品種。
実は「コシヒカリ」と深いかかわりがあり、比較されることも少なくありません。
コシヒカリよりは、ミルキークイーンのほうが耳なじみのない品種なのではないでしょうか。
魅力を知ると、いろいろな品種のお米を食べ比べてみたくなるかも……?
ぜひ最後までご覧ください!
ミルキークイーンが「コシヒカリ超え」って本当?
ミルキークイーンは、コシヒカリを超えるおいしさのお米を目指して開発された品種です。
農林水産省が1989年より主導した「スーパーライス計画」というプロジェクトがあります。
「スーパーライス計画」は、それまでなかったさまざまな特徴を持ったお米を開発しようとした計画。お米の需要拡大を目的としていました。
この「スーパーライス計画」の中で、コシヒカリの突然変異から生まれた品種が「ミルキークイーン」だったのです!
コシヒカリから生まれたということで、2つの品種が比較されることもあります。
ミルキークイーン最大の特徴は「低アミロース米」であること。
アミロースはお米に含まれるでんぷんの一種です。
アミロースの含有量が少ないほど粘りが強いもちもちのお米になります。
アミロース含有量は
コシヒカリ:16~19%程度
ミルキークイーン:9~12%程度
です。
コシヒカリも、比較的もちもちとした食感をもったお米。
それよりも低アミロースなミルキークイーンは、かなりしっかりとした粘りをもっています。
日本では、粘りの強いお米が好まれる傾向。
より粘りの強いお米、という意味では「コシヒカリを超えるおいしさ」を達成しているといえるのかもしれません。
コシヒカリよりも低アミロース。ミルキークイーンの特徴は?
コシヒカリよりも、アミロース含有量が少ないミルキークイーン。
低アミロース米ならではの、ミルキークイーンの特徴を3つご紹介します。
①もちもちとした食感
ミルキークイーン最大の特徴は、粘り強くもちもちとした食感です。
低アミロース米特有のもちもち感は、比較的粘りが強いとされるコシヒカリよりも強く感じられます。
味が薄めな和食系のおかずによく合うので、ぜひ試してみてください!
②艶がある見た目
ミルキークイーンの特徴として、炊きあがりがつやつやで美しいことも挙げられます。
しっかりとお米の旨味を感じられることもあり、白米として楽しむのもおすすめの品種です。
③冷めてもおいしい
「お弁当のお米がおいしくない……」という経験はありませんか?
冷めてしまったお米はパサついて硬くなり、おいしくなくなってしまいがちです。
ミルキークイーンは低アミロース米なので、食感がやわらかい品種。
そのため、冷めてしまっても硬くなりにくくおいしさが続きます。
お弁当やおにぎりにも適したお米です!
品種ごとにさまざまな特徴が。食べ比べもおすすめ!
ミルキークイーンは、コシヒカリを超えるおいしさを求めて開発された低アミロース米。
もちもちとした強い粘りのある食感が、最大の特徴です。
しかし、一概に「ミルキークイーンのほうがコシヒカリよりおいしい!」とは言えません。
・バランスがとれたほどよい粘り
・特有の豊かな香り
……など、コシヒカリにしかない魅力もあります。
お米や食べ物の好みは人それぞれですし、合わせるおかずや調理法によってもお米に向き不向きがあるのも確かです。
だからこそ、さまざまな品種のお米を知ることが食事をより楽しくすることにつながることでしょう!
「お米になんだか飽きてきたな」と感じる方は、お米の品種に注目して購入してみてはいかがでしょうか?
お米販売店「豊﨑屋」では、茨城県産のミルキークイーンやコシヒカリを販売しています。
実は、お米は品種だけでなく、産地や生産者のこだわりによっても違った特徴を持つのです!
いろいろなお米を試してみたいと思った方は、ぜひ一度豊﨑屋のオンラインショップをご覧ください!
★令和6年産の予約商品は完売いたしました★
たくさんのご予約をありがとうございます。
キャンセルが出た場合は販売いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!