こんにちは。豊﨑屋の女将でございます。
今日は、私が感じている時代の変化についてお話したいと思います。

昔。
そうですね、昭和30年代あたりとでもいいましょう。
私が生まれる前のお話なので、あくまでも私の感じているままのお話になってしまいますが、この時代は今のようにコンビニエンスや大型スーパーなど1つのお店で完結できる生活ではなかったと思います。
サザエさんの生活のように、「魚屋」「八百屋」など専門店がありそのお店で購入する生活だったのでしょう。

このお店に行かないと物が手に入らないと買い手が感じているから、どちらかというときっと売り手が買い手を選ぶ時代だったのではないかと・・。

今は、どうでしょう。
どこのお店に行っても日常生活を送れる程度の物は手に入りますよね。

「物はどこにでもある時代」なのです。
そうなると、昔とは異なり買い手が売り手を選ぶ時代になったといえます。

では、買い手がどのようなところを決め手として購入しているか・・。
価格??
行きやすさ??

個々の感覚のひとつかと思いますが、決め手となっているのは「人」なのかもしれません。

お店のちょっとした心遣いや対応など人だからできることをすることが買い手の気持ちを動かすのかもしれないですね。

物ではなく、人を売る。
気持ちで選ばれるように。